地を出でし大根ばかり旅したし
アブラナ科の二年草。
中央アジア原産とみられる。
主に地下の長大な根を食べるが、葉も食べられる。
根の形と大きさは種類によって多様である。
「すずしろ」は古名で、春の七種の一つ。
調理は煮たり、下ろしたり、千切りにしたりと多彩。
歩いていると、大根畑があった。
大根は地表から大きく突き出たものばかりであった。
それを見ていると、何だか旅をしたくなってきた。
大根(だいこ)煮てをれば下りたる夜の帳(とばり)