俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

綿虫

2021-11-16 | 俳句・冬・動物




綿虫に遇ふ嬉しさのまだありぬ




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アブラムシ科のうち、綿油虫類の総称。







白い綿のような分泌物をつけて、弱弱しく飛ぶ。







初冬の風のない日に、どこからともなく湧き出すように

綿虫が漂い始める。







その飛び交う様子が小雪の舞うさまに似ているので、

「雪虫」「雪蛍」などの名がある。

また、「雪婆(ゆきばんば)」「大綿」などとも呼ばれる。







川堤を歩いていると、綿虫が舞っているのに出会った。

この綿虫を見ると今でも嬉しく思った。







漂ふは夢かうつつか雪蛍




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