俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬の暮

2021-11-19 | 俳句・冬・時候




月蝕をベンチに見たり冬の暮




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冬の夕暮れ時をいう。







日が短いので早くから電灯がともり、冴え冴えとする。







空には寒々とした星が輝き出す。







その後すぐに夜の闇に包まれる短いひと時だが、

しんとした孤愁を誘う。







ほぼ皆既月蝕となる月をベンチに腰かけて見ていた。

そんな冬の暮であった。






人を見ぬ川堤なり冬の暮




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