端正に媼咲かせてチューリップ
ユリ科の球根植物。
小アジア原産。
西欧、特にオランダで品種改良され、日本には江戸時代後期に渡来した。
四月頃、地下の鱗茎から三〇~五〇センチほどの茎を伸ばし、頂に六弁の釣鐘型の花をつける。
花の色は赤、白、黄、桃、黒紫や絞りなど多彩。
八重咲き、フリル状、枝咲きなどがある。
庭の花々を媼が端正に育てていた。
チューリップもその一つで、綺麗に咲いていた。
チューリップ川沿ひの道灯しをり