柿照るや昔庄屋の家ありて
カキノキ科の落葉高木。
秋に果実が熟し、食用とする。
東アジア温帯の固有の植物で、中国では紀元前二世紀にすでに栽培されていたとする記録がある。
日本へは奈良時代に渡来したとされる。
甘柿と渋柿があり、甘柿は富裕・御所・次郎・蜂屋など。
渋柿は四条・四つ溝・会津身知らずなどがあり、焼酎などで渋抜きするか干し柿にする。
また、柿渋を取ったり発酵させて柿酢を作るのに用いられる。
木に生ったまま甘くなるまで熟したものを熟柿という。
柿が赤く生って日に照っていた。
近くには昔庄屋であった古民家が建っていた。
散策の始めの柿を見上げけり