俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春北風(はるきた)

2025-02-09 | 俳句・春・天文

 

 

春北風や鴉十羽の流されて

 

 

 

 

 

 

春になっても低気圧の影響により、一時的に西高東低の冬型の気圧配置に戻ることがある。

 

 

 

 

 

 

俳句では、この時に吹く北西風を「春北風(はるきた)」と呼ぶ。

 

 

 

 

 

 

「ならい」は、東日本の太平洋側、特に関東地方で吹く冬の季節風の呼び名であるが、春先にも吹き、これを「春北風(はるならい)」という。

 

 

 

 

 

 

春北風が強く吹いていた。

寺の森に棲む鴉たちが、その春北風に流されていた。

 

 

 

 

 

薄墨の夕べの富士や春ならひ

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (稚鮎の賦)
2025-02-10 21:28:57
今日は暖かかったですね。歯科の窓から雪の富士が
真正面に大きく見えました。こぶしの芽も少しづつ
膨らんで来て春がそこまで来ていますね。過疎化し
つつある三浦も桜祭りの幟がぼつぼつと、三浦国際
市民マラソンと続きます。
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ふたこぶ山さん (819maker)
2025-02-11 00:53:40
昨日と打って変わって暖かく穏やかな日和でした。
富士山が近くに見えるとは羨ましいです。
辛夷や白木蓮の芽が少しずつ膨らんできました。
三浦にはいろいろな行事があって、楽しみですね。
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