俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春雨

2025-03-05 | 俳句・春・天文

 

 

止むはずがやまぬ春雨散策す

 

 

 

 

 

 

春に降るしっとりとした趣のある雨をいう。

 

 

 

 

 

 

『三冊子』は陰暦の正月、二月初めの雨を「春の雨」とし、二月末から三月に小止みなく降り続く雨を「春雨」として区別している。

だが、現代ではそこまで厳密には分けられていないようである。

 

 

 

 

 

 

雨はもともと暗いものであるが、「春雨」「春の雨」には「春」という季節特有の華やぎが感じられる。

 

 

 

 

 

 

天気予報ではもうじき雨が止んで曇りになるはずであった。

そこで散策に出たのであるが、なかなか止まず細かい雨に変わっただけであった。

 

 

 

 

 

畑土の黒々として春の雨

 

 

 

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