冬枯の中に野墓のありにけり
冬が深まり草木が枯れ果てて、野山が枯一色となった満目蕭条たる景をいう。
同種の季語に「冬ざれ」があるが、これは冬枯を含めた冬のもろもろの現象で、荒れ寂びた感じをいう。
単に「枯」「枯る」の形でも様々に詠まれ、自然の風景のみならず、人間の心理に踏み込んだ表現も多い。
散歩をしていると、辺りは蕭条と冬枯れしていた。
その中に昔からの野墓があった。
枯れ果てし児童遊園人気なく
温かい当地では冬枯れは未だですね。
水仙まつりもいいですね。
冬枯れがまだないとは、本当に暖かいのですね。