俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

秋晴

2022-09-26 | 俳句・秋・天文

 

 

秋晴やゆつくり渡る聖橋

 

 

 

湯島聖堂

 

 

 

秋の空が澄んで高々と晴れ渡ることをいう。

近代になって生まれた季語である。

 

 

 

鬼犾頭(きぎんとう)

 

 

 

「秋日和」は俳諧の時代から使用されている季語。

「秋晴」と同義だが、こちらは眩しい日差しの中、穏やかに過ぎゆく一日を感じさせる。

 

 

 

神田明神

 

 

 

しかし、移動性高気圧のもたらす秋晴は長くは続かない。

続くようになるのは晩秋からで、からっと晴れて透明な青空が広がる。

 

 

 

地下鉄丸ノ内線

 

 

秋晴となった聖橋を渡った。

地下鉄の赤い電車やビルの上の青空を見上げるなどして、ゆっくりと歩いて行った。

 

 

 

 

 

貯水池へ草地歩けり秋日和

 

 

 


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