秋晴やゆつくり渡る聖橋
湯島聖堂
秋の空が澄んで高々と晴れ渡ることをいう。
近代になって生まれた季語である。
鬼犾頭(きぎんとう)
「秋日和」は俳諧の時代から使用されている季語。
「秋晴」と同義だが、こちらは眩しい日差しの中、穏やかに過ぎゆく一日を感じさせる。
神田明神
しかし、移動性高気圧のもたらす秋晴は長くは続かない。
続くようになるのは晩秋からで、からっと晴れて透明な青空が広がる。
地下鉄丸ノ内線
秋晴となった聖橋を渡った。
地下鉄の赤い電車やビルの上の青空を見上げるなどして、ゆっくりと歩いて行った。
貯水池へ草地歩けり秋日和