俳句の風景

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名の木枯る

2024-01-28 | 俳句・冬・植物

銀杏

 

 

銀杏枯れいよよ深まる空の紺

 

 

 

 

 

 

欅、銀杏、櫟、蔦など、一般に名をよく知られた落葉樹が、冬に葉を落としきって枯木となることをいう。

 

 

 

鬼胡桃

 

 

 

「名の木枯る」とは詠まず、「欅枯る」「銀杏枯る」などと、それぞれの木の名を冠してつかう。

 

 

 

 

 

 

 

似たような季語に、「枯木」「冬木の桜」「枯柏」「枯欅」などがあるが、混同しないように使いたい。

 

 

 

 

 

 

葉をすっかり落とした銀杏があった。

空はいよいよ紺色を深くした。

 

 

 

 

 

枯櫟夕日当たれば夕日色

 

 

 


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