白南風に吹かれ川沿ひ歩きけり
梅雨の晴れ間、梅雨明け近くの頃、あるいは梅雨が明け切ったときに、夏空が明るく晴れ渡り、南東方向から吹いてくる季節風をいう。
空は明るく輝き、吹く風もまた眩しく感じられる。
「黒南風」と対になる言葉であり、先人の知恵のこもった美しい言葉である。
抜けるような青空に白南風が吹き渡った。
その風に吹かれながら川沿いを歩いた。
白南風や帽子抑へて直売所