畑の上(へ)に浮かぶ夏雲近かりき
夏空に現れる雲をいう。
積雲と積乱雲が代表的な夏の雲である。
積雲は綿雲ともいわれ、積乱雲は入道雲(雲の峰)のこと。
雲の峰は聳え立つ入道雲の威容を山並みにたとえていう。
各地には積乱雲の発生しやすい地形があり、愛称をつけて、「坂東太郎」、「丹波太郎」、「信濃太郎」、「安達太郎」などと呼ばれる。
畑の上に夏雲が浮かんでいた。
雲は手が届きそうなほど近くにあった。
葉書手に向かふポストや雲の峰