俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

秋晴(2)

2012-09-25 | 俳句・秋・天文

展望回廊

坂がかる展望回廊秋日和

スカイツリーの350mでエレベーターを乗り換え、445mで降りて展望回廊を螺旋状に上って450mの最高地点まで行く。展望回廊では秋の日差しが降り注ぎ、明るかった。眺めは350m地点とそれほど変わらないと思ったが、よく眺めると、やはりより上からの眺めであった。(「続きを読む」もご覧ください。)

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展望回廊から眺める女性


荒川河口


対岸のコンビナート


荒川


スカイツリーの影


最高到達点(451.2m)




荒川(上)と隅田川(左下)

スカイツリーの影も特大秋日和


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秋晴(1)

2012-09-24 | 俳句・秋・天文


秋晴のスカイツリーを仰ぎけり

秋の空が澄んで晴れ渡ること。「秋晴」は澄んだ紺碧の空をイメージさせるが、「秋日和」には風のない日の光に重点がある。東京スカイツリーに昇った。自立式電波塔としては世界一の高さ634m。340m~350mの展望デッキと445m~450mの展望回廊があり、両方とも昇ってみた。数か所の超高層ビルの展望階に昇っているので、それほどの違いはなかったが、川崎のコンビナートや房総半島まで見られた。少し靄がかかっていたので山はほとんど見られなかったが、空気が澄んでくればもっとはっきりと見えるだろうと思った。(「続きを読む」に沢山の写真を載せておきましたので、スカイツリーからの展望をお楽しみください。)

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東京湾を望む


隅田川河口


新宿方面を望む


新宿のビル群




隅田川(右はさくら橋)




荒川








ガラスの床から下を覗く


展望回廊へ(エレベーターの中から上を見上げる)

秋晴や無数のビルを一望に


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赤蜻蛉

2012-09-23 | 俳句・秋・動物


赤蜻蛉吹かれて翅の撓みけり

アカネ属の蜻蛉の総称。秋茜、深山茜、猩々蜻蛉、姫茜など。古名は「赤卒(あかえんば)」。成熟すると腹が赤くなり、雄は特に鮮やか。山を下りるリフトの乗り換え途中に、赤蜻蛉が吾亦紅に止まっていた。折からの風で翅が煽られていたが、赤蜻蛉はじっと止まって動こうとはしなかった。

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高原の旅も終りや赤卒(あかえんば)


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釣鐘人参(2)

2012-09-22 | 俳句・秋・植物

白山沙参

雲晴れて日の及びたる沙参かな

キキョウ科の多年草。八方池の周りを廻っていると白山沙参があちらこちらで咲いていた。薄紫色で小さな鐘を沢山つるしたような花は、雲が切れて日が差すと一層美しく、きれいな音色を響かせているようであった。

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山風の釣鐘人参揺らしけり


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竜胆

2012-09-21 | 俳句・秋・植物

御山竜胆

竜胆や天空の池山映し

リンドウ科の多年草。山野に自生。九~十一月頃、茎の頂部の葉腋に上向きの鐘形の花をつける。花びらの先は五つに分かれ、花色は青紫、紫紅色、まれに白色。日の当たる日中に開花し、雨天や曇り日には閉じている。漢方では根を乾燥させたものを「竜胆(りゅうたん)」と呼び、食欲不振や消化不良の薬とする。根を噛むと竜の胆のように苦いところからこの名がついた。八方池を一廻りするとき御山竜胆が咲いているのを見つけた。池は山を静かに映していた。

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八方池











叢(くさむら)に入れば竜胆つつましや


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