芝桜

芝桜信号待ちのベンチあり




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ハナシノブ科の多年草。







北アメリカ原産。

ヨーロッパに渡り、各国に広まった。







繁殖力が強く、石垣や花壇などに絨毯を敷いたように

びっしりと咲く。







花は薄桃色で深い切れ込みがあり、桜を思わせる。

花色はほかに白色、空色、藤色などがある。







なだらかな斜面に芝桜がびっしりと咲いていた。

その脇には信号待ちのためのベンチが置かれていた。






少年のローラーブレード芝桜




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諸葛菜

江戸よりの用水今も諸葛菜




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アブラナ科の一年草。







中国原産。

野生化して、春、庭の隅や空地などに群生する。







大根の花に似た薄紫の四弁花をつける。







三国時代に諸葛孔明が栽培を推奨したことからこの名

がついたとされる。







江戸時代に造られた野火止用水が今も流れている。

その用水沿いに諸葛菜が群がって咲いていた。






諸葛菜夕暮れの子の遊び声




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満天星の花

満天星の花や乗馬のニ三人




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ツツジ科の落葉低木。







山野に自生するが、垣根など庭木として植栽もされる。







春、新葉とともに壺状の可憐な白い花を多数つける。







丸く刈り込んで、秋には紅葉を楽しむ。







道沿いに満天星躑躅が咲いていた。

そこから乗馬クラブで騎乗するニ三人が見えた。






満天星の鈴の真白に夕日かな




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晩春

晩春や茶漬けの後を公園に




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三春の一つ。







春の終わりの季節をいう。







陽暦四月も半ばを過ぎると、春もそろそろ終わりという

気分が強くなる。







「行く春」「暮の春」「春尽く」も同じニュアンスだが、

「晩春」には潔い響きがある。







鯛といくら丼を茶漬けにして食べた。

その後、公園を歩いた。

季節は晩春であった。






晩春のジョギングコース歩きけり




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松の花

僧侶らの仁王門へと松の花




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マツ科の常緑高木。

黒松、赤松などの花をいう。







四月頃、紫色の雌花を新芽の先端につけ、その下部に

楕円形で黄褐色の雄花を密生してつける。







雄花は多数の花粉を飛ばし、雌花は秋に松かさとなる。







雌雄同株。







桜馬場を僧侶達が仁王門へと歩いて行った。

傍らには松が花をつけていた。






紫式部邸宅址や松の花




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