毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「山東省菏澤(かたく)の元旦の朝」No.1554

2016-01-02 21:25:31 | 中国事情

年越しの夜、私がパソコンに向かって何かしている時に、

何度も携帯が鳴ってメッセージの来信を告げます。

学生たちが、新年の挨拶をおくってくれたのでした。

中には心配して、

「異国での新年ですが、先生は一人ぼっちじゃない!私たちが傍に居ます」

などと、慰めてくれたりするのもあって、

(中国では新年を独りで迎えるのは、たいへん淋しく辛いことなんだろうな)

と想像できます。

どっこい、私は独りぼっちが好きなんだ~い!

 

元旦は静かに明けました・・・。

と思いきや、朝10時には4年生のお料理部隊が登場し、

到着するや否や、ちゃっちゃと台所に入ってテキパキと調理を始めるじゃありませんか。

私はただ写真を撮っったりしてウロウロしていましたよ。

2人はとても調理慣れしている何さん、包さん、

あと2人は勉強ばかりしていたので、料理はもっぱら食べるだけという張さんと王さんですが、

料理名人に使われて、野菜を洗ったり、皮を剥いたりする係を勤めていました。

猫の手も借りたいときにはそういう存在も助かりますよね。

 

さあ、できた!食べるぞ~~!!

中国の大学生たちは本当に真面目で、昼間からお酒を飲むなどもってのほかだそうです。

持参したジュースみたいな飲み物で乾杯しました。

お寿司だけは私が作りましたが、

あとは全部学生たちの手作り中華料理です。

見事でしょう。味もなかなかのものでしたよ。

王さん(男性)は、一週間前に大学院入試を受けたばかりですが、

もう、油断なく二次試験の準備を始めています。

あとの3人の女性たちは、就活や会社実習で2月から北京や蘇州に行ったり、

弁護士になるため司法試験の準備をしたりします。

もう少しで、巣立ちです・・・・・・。

 

コメント (4)
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