毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「菏澤の銀行で元を円に両替」No.1569

2016-01-17 22:15:53 | 中国事情

今日は1月17日、1995年の阪神淡路大震災から21年目の日です。

あの揺れは一生忘れません。

あのときから全く人生が変わってしまった人たちが

たくさんいらっしゃることも。

「神戸の復興は奇跡なんかじゃない、全て努力の結果だ」

という神戸新聞の動画に

心から(そうだな)と思います。

https://www.facebook.com/KobeShimbun/videos/1255257937825000/?fref=nf

――――――――――――――――――――

帰省前に人民元を日本円に交換しなければならないので、

昨日は4年生の張鳳さんにガイドをお願いし、中国銀行に行ってきました。

張さんは、両替の仕方をネットで調べ、一週間前にはその銀行まで行って、

円に両替できるか直接窓口で尋ねてくれていました(うう、スミマセン)。

菏澤学院前からバスに乗って10分ほどの三角花園北と言うところまで行きます。

つい、南昌と比べてしまいます。非常に落ち着いた雰囲気のバスの中。

(南昌の皆さん、ごめんなさいね~。でも事実だから~(笑))


降りたところに、トラック野郎か!という甘いもののお店が。

客は誰もいません。まだ午前9時ですからね。

 

さて、せっかく前もって窓口まで出かけた張さんでしたが、

昨日は「そんなにたくさんの円はない!」と断られてしまいました。

でも、応対は至って親切で、多額の円(というほどでもないんですけどね)を

両替できる支店に電話して、「今から両替に行くから頼む」と言ってくれたのです。

菏澤の中国銀行って、滅茶苦茶親切です。

データを携帯写真に撮っていけとか、

住所を書いてくれるとか、中国でこんな銀行員さんに遭ったことは初めてです。

↓銀行員さんが書いてくれた住所。

 

その支店に行くバスはありませんでした。

張鳳さんは2人乗りのタクシーを拾ってくれました。

電気自転車のタクシーで一人4元です。

 

客席から運転手さんを撮った写真。この種のタクシーは運転免許が要らないので、

よく交通事故を起こすため、多くの都市で運行禁止になっているそうです。

 

でも、ちゃんと着きましたよ。運転手さんは寒くて顔が赤くなっています。

冬は寒風、夏は灼熱の太陽に晒される仕事です。

しかも、大気汚染が酷い・・・・・。

 

さすがお金がたくさんある支店は大きいです~。

張さんもホッと安心の笑顔。

彼女は、4年間、菏澤学院から外に出ることがあまりなかった様です。

菏澤市随一の大スーパー「銀座」にも1回しか行ったことがないとのこと。

どうして?と聞くと、「物の値段が高いからです」との答えでした。

私も「銀座」に行くのはやめとこうと決めました。

 

また南昌の中国銀行と比べてなんですけど、

銀行内で写真撮影しても注意されません。

南昌の下露の中銀はサッとガードマンが来て制止されましたがね。

 

両替が済んで外に出ると、

銀行の脇には市場が立っていました。

見るだけでも楽しくなるので、こういうところは素通りできません。

 

どんな人がこのキャベツを育てたのかなあ。

 

赤カブだと分かるように切って見せています。

 

食べる日にちもないのに、生姜を見ると買いたくなります。

 

 

泣きそうなくらい懐かしい天秤秤(ばかり)。

 

カメラを意識してちょっと照れている甘栗屋さん。

 

ああ、楽しかった!と私が浮かれている間、

張さんはどうやって帰ったらいいか途方に暮れていました。

彼女も私と同じ、完璧な方向音痴だったのです。

どこにでも、必ず一人は方向音痴友だちがいるものです。

江財大では、間違いなく施芳芳さんがそうでしたよ。

彼女は今広州の外語外貿大大学院に行きましたが、

多分、迷子にならないために広州市内に出かけることなく、

キャンパスの中だけで暮らしているに違いありません。

 

それでも、方向音痴二人組は昼ごろにはしぶとく菏澤学院に帰ってきましたよ。

張鳳さん、本当にありがとう、謝謝!!!

これで、帰り支度が整いました。

コメント (2)
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