[癒着・その1]・・・元旦「朝まで生テレビ」のヤラセ
1月1日、自民党議員が一般人(建築板金業)を装って、
「民主党政権時代よりマシになって、モノが売れるようになったという声が自分の周りで聞こえる」
と発言したとのこと。大森昭彦という大田区議員です。
朝生のディレクターが大森昭彦区議と以前からの知り合いで、番組に呼び、
彼の発言は自民党区議であることを伏せて、「建築板金業」とテロップで流したというのです。
ネットで大騒ぎになり、
テレビ朝日は「説明不足で申し訳ない」と謝罪したそうです。
しかし!「ヤラセ」は決して『説明不足』ではなく、
国民に虚偽情報を流し、世論操作するという国民騙しであり、許されることではありません。
テレ朝の社長の責任が問われるべき重大な事件だと思います。
テレビ局とアベ自民党の癒着がこの事件の背景にあります。
[癒着・その2]・・・辺野古基地建設の8割は防衛省・自衛隊の天下り業者が受注!
1月3日の朝日新聞デジタルによると、
『米軍の沖縄県普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設計画で、
防衛省が直近の2年間に発注した移設事業936億円分のうち、
少なくとも8割にあたる730億円分を、同省・自衛隊の「天下り」先業者や
それらの業者が加わる共同企業体(JV)が受注していた。』
とのことです。
『取材に回答しなかった業者もあり、実際はより高率の可能性もある。
これらの天下り先業者が受注した47件を分析すると、落札率は平均で92・8%。
中には100%近いものもあった。』『防衛省としては関係規則に則り、適正に行われている
と認識していると話している。』(同朝日新聞)
私は、政治権力と企業の癒着を防ぐため、官僚や政治家が民間企業に天下りするのは
自粛するのが当たり前だと社会的に認識されていると信じていたのですが、
いつのまにか政治家や官僚は大手を振って民間に再就職し、
政治家に利権の取次・橋渡しをしているのです。
辺野古基地建設業者と政府の関係は、癒着の典型であり、
どこからどう見ても癒着以外の何物でもありません。
受注と天下りの例
【受注業者】五洋建設(東京)、清水建設(同)、みらい建設工業(同)のJV
【再就職者と天下り先での役職】航空自衛隊幹部学校副校長(顧問)、防衛局長(社外監査役)ら
【工事・業務の内容】ケーソン(埋め立て用のコンクリート製構造物)新設工事
【契約金額】207億1千万円
【落札率】90.09%
【発注方式】一般競争入札
*
【受注業者】綜合警備保障(東京)
【再就職者と天下り先での役職】警務隊長(参与)ら
【工事・業務の内容】陸上警備
【契約金額】19億3千万円
【落札率】99.80%
【発注方式】一般競争入札
*
【受注業者】いであ(東京)
【再就職者と天下り先での役職】南関東防衛局部長(顧問)ら
【工事・業務の内容】水域生物等調査
【契約金額】4億2千万円
【落札率】98.65%
【発注方式】公募型プロポーザル
[癒着・その3]・・・新国立競技場は菅官房長官の息子の会社に決定
菅官房長官の息子が大成建設に入社している事から、
利権でA案に決まったのでは ないかとの疑惑が強く持たれています。
A案
大成建設は原発や辺野古基地建設にも名を連ねているゼネコンです。
オリンピックも原発も辺野古基地建設も、全部コネによる金儲けビジネスに利用されていますが、
そのお金は、誰の金?って、国民の血税ですよね。
もう、腹が立って、頭痛がしてきましたわ。