夕方の通り雨、ベランダに小さなお客が現れました。
スズメではありません。ツバメでもありません。
なんて言う鳥でしょう?しきりに ピィッ、ピィッ と鳴いています。
やがて、尾の長い鳥がサッとやってきてクチバシを合わせて行きました。
「ああ、まだ子供だったのか。」
いつの間にか雨は止み、小さなお客は親鳥の鳴く方へ懸命に飛んで行きました。
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