この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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ワンプッシュラーメンタイマー製作の続きです(・▽・)г
こんな回路で実現しました。
・プッシュスイッチをポンと押下すると、該当のコンデンサが充電されるとともに、電源の電子スイッチをONにします。
・するとオペアンプ(を使ったコンパレータ)が働きますが、2番の電圧が3番より大きいため、出力1番は負となりリレーは動きません。一方、5番>6番なので、7番は正の出力となり電子スイッチを保持します。
・時間が経つとコンデンサの放電により、電圧が3番>2番となり、1番の出力が正となるためトランジスタが働きリレーが動作します。それと同時に、6番に接続のコンデンサが少しずつ充電されます。
・やがて5番<6番になると電源の電子スイッチはOFFとなり、当然ながらリレーもOFFとなり終了です。
保護抵抗を省略したので、可変抵抗を下げすぎるとショートまたは焼ける恐れありというスリルある回路です(-∀-)ヾ(^_^;)
無駄な待機電力は無しです。
操作は、計測したい時間のプッシュスイッチをポンと押すのみです。
イチイチアラームを止めるなんて操作も不要です。目覚まし時計ではありませんし短時間なのですから、止めるまでアラームに気づかないということも無いでしょう。ちなみに鳴動時間(リレーの動作時間)は、半固定抵抗で調整できます。
タイマーが動作しているかどうかは、電源ランプ(自己点滅LED)で確認できます。
うっかりボタンを押し間違えた場合や、すぐにリレー(アラーム)を止めたい場合に備え、リセットスイッチ(跳ね返りレバースイッチを使用)を設けました。
リレーの先に動くものを繋げるなんていうのも面白いかもしれません。
<苦労ばなし>
この回路に至るまで、結構時間がかかってしまいました。まだまだ勉強中のかりおかです(-"_-)
・コンデンサへの充電と電子スイッチONをワンプッシュでどう実現するか。
・4.5~6Vに対応させたい(エネループ4本で4.8V、乾電池4本で6Vなので)
・アラームのON-OFFの切れを良くしたい。(だんだん大きくなるとか小さくなるとかではなく)
・負荷による電圧変動に強くしたい。
・省電力にしたい。
・・・
なんてぇことをアレコレ(サイリスタで電子スイッチを保持させたり、リレーを使わない回路なども)検討していましたが、できてみると割とスッキリした感があり(←個人の感想です)、どうして最初から考え付かなかったのかと思います。
しかしまぁいつものとおり、やってみて初めて分かることも多く、良い経験になりましたとさ。
でめたし、でめたしd(゜∀゜d)(←クレヨンしんちゃん風)