この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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自作の実験用簡易電源は、とても便利に使用しています(´_`)
しかし、あとで追加したブレーカー回路が、電圧が合っていないためか誤動作も多く、また、微妙に内部で干渉しているようで、フタがしっかり閉まらないでいました。なんてこった(-"_-)
そこで、改めてブレーカー部分を作り直すことにしました。
回路はこんな感じです。
ショートなどして大きな電流が流れると、1.2Ωの抵抗にかかる電圧が大きくなり、結果、サイリスタをトリガしてリレーが回路を切断します。
同時に、自己点滅LEDを光らせ、ブレーカーの動作を知らせます。
電源を入れ直すと復帰します。
ブレーカー回路には、レギュレータ(7805)で一定電圧を供給することにしました。
このため、入力電圧は8V以上にする必要がありますが、9Vや15Vなどに変更しても安定して動くだろうというわけです。
そもそも、入力電圧を一定に決めてしまえば良いのかもしれませんが、出力電圧に合わせて入力電圧を調整することで、電源回路(レギュレータLM317を使用)の発熱対策をしているのです。
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出力が6V以下のときは、入力を9Vにする。
出力が9Vのときは、入力を12Vにする。
出力が12Vのときは、入力を15Vにする。
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ま~発熱対策をしっかりしておけば、こんな面倒は不要でしょうねぇ(-o-)
しかし、通常6V以下を使うことがほとんどなのに、常に入力を15Vにしておくのも無駄でしょう。
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ちなみに・・・備忘録がてら、ちょっと計算してみる。
3端子レギュレータで放熱板が不要なのは、概ね1Wまでと聞いた・・・。
9Vの入力で3Vの出力とした場合、ドロップ電圧は9-3=6V。
1W/6V≒0.17A
使用できるのは、170mAまでということか・・・。
まぁ、リレーを動かす程度の工作だったらなんとか大丈夫でしょう(-o-)ヾ(^_^;)ホント?
入力9V、出力1.5Vだったら・・・133mAまでか。
ま、一応ブリキケースを放熱板代わりにもしているしね。。
モーターを長く動かすときくらいは気をつけるか。
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ケースに入りそうも無いので、外付けにしました。
誤動作の多かった以前のブレーカーでも、これまでの実験では随分助けられたと思います。
もし電源を作り直すときは、最初からブレーカーの搭載を考えようっと(o ̄∀ ̄)ノ