いや~ありがたいことです(´_`)
先日の、コンデンサを素早く放電させる回路の実験について、PNA様からコメントをいただき、何回かやりとりさせていただいたところ、こんな簡単な回路で実現できてしまうことが分かりました。
なんと、オンディレイスイッチの回路に、pnp型トランジスタと抵抗2本を加えただけです。
(整流ダイオードは、実験においてコンデンサからの放電電流がオペアンプ側に流れないように追加しましたが、無くても動きました。)
電源をONすると、オンディレイスイッチとしてリレーが働きます。
電源をOFFしたとき、コンデンサが自らの放電電流でpnpトランジスタをONさせ、一気に放電します。
動作を見てやってください。
何回スイッチを入れ直しても、同じように動作しました(^_^)b
なんということでしょう、こんな簡単なことで解決できてしまうとは・・・アレコレ検討し、やや長編大作気味に書いた以前のブログの内容は何だったのか・・・ちょっとガックリな、かりおかです(×_×;)ナンテコッタ
しかもこの回路、コンデンサから抵抗を通じてループを形成していますから、放っておけば最後まで放電してくれるじゃありませんか。
電源ONの間、1kの抵抗に電流が流れることになるため、以前のサイリスタの回路よりは電力を消費し易いかと思いますが、この部分にLEDを挿入し、電源のパイロットランプとして利用するというアイディアもいただきました。
それにしても、こんな簡単なことで実現できるのに、ネット等の調査で見つけられなったのは何ででしょう?探し方が悪かったのか、それとも、あまり問題にする人がいないのかしらん(´・ω・`)?
このような回路が思いつかないのは、いつもnpn型トランジスタばかりを基本に考えていて、pnp型に慣れ親しんでいないからだと反省です。今回のことで、今さらながらpnp型の使い方とメリットに目からウロコな感じがしました。pnpさん、軽視していてごめんなさいという感じです。
そして、今回のためにブログ「とりあえず生、やってみた。(PNA)」まで立ち上げていただき、丁寧にご対応をいただきましたPNA様、大変ありがとうございました<(_ _)>゛
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<おまけ>
特にパイロットランプありきとした場合は、整流ダイオードを1本加えておくことで、(トランジスタの回路には及びませんが)かなり速やかに放電することが確認できました。実験済みです。