「大人の科学」のふろくで、とうとう電波時計が扱われていました。
電波時計は、商品の種類が多くなり、また、価格もずっと安くなって、すっかり主流になってきた感じがしますね~(・_・)゛
中には、音声で時刻を知らせるものがあって、人気が高いようです。 ←例えばこんなの。
シチズン 8RZ109 [電波めざまし時計 パルデジットガイド](ヨドバシで1,930円)
ボタンを押すと、時刻を音声で読み上げてくれます。
「この音声による通知機能は、何かに使えそうだぞ・・・ヒッヒッヒ」(-∀-)
いつもなら、過去の電波時計の改造記事のように、分解して外部端子を取り付けるところですが、「分解しなくても良い方法はないだろうか?」とこんなものを製作してみました。
赤いボタンを押下すると、中に組み込んだギヤボックスが動き、時計のボタンを1回だけ操作する装置です。
それでは、動く様子を見てやってください。
ちょいと機械音がしますが、装置のスイッチに繋がる端子を利用して、以下のような応用ができるでしょう。
・音声スイッチを使い、手を叩いたら時刻を読み上げる。
・赤外線スイッチを接続し、人を感知して時刻を知らせる。
・間欠タイマーを接続し、一定時間毎に時刻を知らせる。
他の利用方法は、募集中で~す(・▽・)ヾ(^_^;)
<製作よもやま話>
工作をしていると、モーターの回転運動を、直線往復運動に変換したいということがあります。
しかし、クランクやカムの機構を作るのは、何かと手間がかかって面倒なので、こんなものを
作って、事前に検証をしていました。
動いている様子はコチラ。
「20130522h.wmv」をダウンロード
クランクのアームの代わりに、りん青銅線を使うことで、加工作業を大幅に簡略化しました。また、りん青銅線の弾力を利用することにより、面倒なジョイント部分の製作等も省略できています。
この映像では、りん青銅線が大きく曲げられ、若干、無理をさせている感じがするかもしれませんが、これくらいでも十分動くことがわかりました。
円盤の径、りん青銅線の太さ、そして、円盤とアクリル板との間隔を広くとるなどの調整で、
より滑らかに動かすことができると思います。
スイッチを押下するだけなら、磁石を使っても可能でした。
実験の様子をご覧ください。
「20130522i.wmv」をダウンロード
ネオジウム磁石の反発力を利用して、スイッチを押下しています。これなら、例えば、窓の外にあるスイッチを窓の内側から触れずに操作する、ということも可能かなと思います。
ネオジウム磁石は、今では100円ショップでも手に入ります。磁力の弱いフェライト磁石では考えられなかったようなアイディアも、実現できるかもしれないですねぇ。
もしかして、かりおかさんは、時間にとてもキビシイ人なのでは、・・・
そうかもしれません。アイディアが浮かんでから製作までの間、時を忘れてましたけど・・・。
この装置、使うことあるのかしらん?時間の無駄だったかも!?