かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

地球を救う謎の円盤、その正体とは!?

2006年12月22日 | 日記・エッセイ・コラム

地球の資源には限りがあり、我々はそれを大切に、かつ、有効に利用しなければならないことは、もはや改めて言うまでも無いことであろう。

USBカップウォーマーから発せられる熱も、また然(しか)りです。

先般、かりおかラボでは、”USBカップウォーマーで、50mlの水をどこまで温められるか?”という、アインシュタインの相対性理論を用いても予想がつかない、画期的な実験を行いました(2006年12月6日の記事参照)。
そして、その探求はビーカーの場合と缶コーヒーの缶を使った場合の比較にまで及び、”ビーカーよりも缶の方が温め難い”という結果は、近所のクリーニング屋のおばちゃんを「へ?そう。」と言わせるまでに至りました。

あれから2週間、北朝鮮の核保有問題、松坂のレッドソックス入り、はたまた、バルセロナFC世界一を逃すなどの様々なニュースが飛び交う中、「缶の方が温め難かったのは、缶の底に空気の隙間があり、ウォーマーの熱が伝わり難かったためではないか?」と考えた実験室スタッフ(約1名)は、このような器具を開発致しました。

Enban0直径40mm 厚さ5mmのアルミ製の円盤です。
この円盤をカップウォーマーと缶の間に挿入し、ウォーマーの熱を効率よく缶の底に伝達しようというのです。
その名は、「カップウォーマーと缶の底の熱伝導を良くする君(くん)」。

 

さて、実験です。

室温:23℃
ウォーマーの表面温度:75℃
水量:50ml
天気:晴れ
洗濯指数:80%
血圧:正常
気分:上々

Enban1_1 Enban2_1 Enban3_1 
Enban4_1

<到達温度> ビーカー:44℃  缶(円盤なし):42℃  缶(円盤あり):45℃

おおっ、”カップウォーマーと缶の底の熱伝導を良くする君”の効果ありです
”カップウォーマーと缶の底の熱伝導を良くする君”ありの場合は、”カップウォーマーと缶の底の熱伝導を良くする君”なしの場合に比べて3℃も高い結果となりました。
”カップウォーマーと缶の底の熱伝導を良くする君”ありの場合、”短時間に温度を上昇させている”という点にも注目ですっ。

商品化の際には一報をお願いしまぁ~す(・▽・)г

<よくある質問Q&A>

Q「なぜ、”カップウォーマーと缶の底の熱伝導を良くする君”には穴が開いているのですか?」
A「加工する前の材料に、初めから穴が開いていたからです。」

Q「アルミより、熱伝導率の高い”銅”の方が良いのではないですか?」
A「アルミの方が安かったのです。”どう(銅)でもいいですよ”なんちゃって。」

Q「実験において、棒温度計が缶の底に着いているのは、水の温度を測るという観点からは、適当で無い気がするのですが?」
A「固いことは言いっこなしですよぉ。”そこ(底)んとこヨロシク!”なんちゃって。」

                   (・▽・)г

コメント
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