スズキ GSXS-1000GTに試乗しました!
スズキのGSX S1000GTは、GSXーRや刀と同じエンジンを搭載したスポーツツアラーで、個人的にはかなり好みの予感がします。今回、箱根の試乗会で試乗することが出来ましたので、早速インプレです!
●居住性★★★★
ツアラーと言っても、乗り心地はフワフワではなく、適度に引き締まった感じ。通常路面なら特に不快に思うようなことはありませんが、大きめのギャップはいなしながら伝わってきます。
ポジションはちょっと前屈気味で、高速やワインディングが楽しめるタイプ。
足付きは810mmと普通です。
ウインドスクリーンは、あまり効果は高くないですね。
メーターは最新式のフルカラー液晶で見やすいです。
上下対応のクイックシフターも装備しているので楽ですね。
●動力性能★★★★★
998cc 水冷直列4気筒は150ps/11,000rpm,105Nm/9,250rpmを発生。ツアラーとしては望外の出力で、エンジンはSSですね。
走行モードは、Cはレインでまったり、Bは程よくスポーツ、AはSSのようにレスポンスが機敏になります(とは言え、XSR900程過激ではありませんが)。Aは気を抜くとギクシャクするので、個人的にはBモードくらいが気持ちよく流して走れます。
パワーは中低速は扱える程度の凄さで、一般道では6000回転以上にほとんど入りませんね。そこから上はかなり速いのはマイナーチェンジ前の刀と同じ味付けです。
●ハンドリング★★★★
意外に立ちが強めで直進安定性は高いですね。さすがツアラーです。
でも基本リニアで、視線を向けると安定して曲がるのでワインディングは結構楽しいです!
リーンアウトならヒラヒラ曲がるしね。
車重は226kgと決して軽くありません。体感上は重くも軽くもなく、特に隼のような低重心感もないですね。
●総合評価★★★★
個人的にはかなり好みです!高速を快適に移動しつつ、行った先のワインディングを楽しむという、スポーツ寄りツアラーです。
ただ、プロジェクターライトの造形は、もうちょっと奥にするとか、どうにかできなかったんですかね。。。愛嬌があるとも言えるかもしれませんが、個人的にはもっとシャープな方が好きです。では、動画をどうぞ!