12月27日(火)、今日の昼頃、知事の埋立て承認取消しを取り消すという文書が防衛局に届く。その時点で仲井眞前知事の埋立て承認が復活する。防衛局はすぐに工事に着手するかもしれないので、早朝からゲート前の集会、そして海上行動が取り組まれた。抗議船は5隻、カヌーは12艇が海に出た。私はSさんと「ブルーの船」を担当、7月から高江の取り組みに追われていたのでほぼ半年ぶりの操船だ。
大浦湾に着くと、おどろいたことに海保のGBがなんと10隻も出ている。1隻に6名の海猿たち、合計すると60名にもなる。まだ何の作業も始まっていないのに、なんということだ。
午前10時頃、突然、前線が通過し横殴りの雨と突風が吹き付けた。大慌てでカヌー隊のメンバーらを船に乗せ平島近くまで戻る。しかし、雨はますます強くなり、急いで辺野古に戻ろうということになった。結局、この日の海上行動はそのまま打ち切りとなった。
私は、新しく始める住民訴訟の打ち合わせのため那覇に戻ったのだが、何人かが午後3時頃からまた船を出し、シュワブの浜の様子を見に行った。浮き桟橋が海保の浜に設置され、レジャービーチにはフロートやオイルフェンスが引き出されていたという。いよいよ工事が再開されるのだ。