チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

雨の高江、7月の工事再開に高まる緊張

2013年06月06日 | 沖縄日記 高江

  (6月5日(水)、北部訓練場メインゲート前での水曜行動)

 6月5日、沖縄平和市民連絡会の高江便の車を運転、午前10時頃に高江に着いた。早朝からの強い雨はなんとかおさまったが、一日中、小雨が続くあいにくの天気だった。伊湯岳も、厚い雲に隠れて見えない。

 今日は水曜行動の日。4月以後、水曜日には、住民の会がメインゲート前で抗議行動を続けている。そのためか、最近では、水曜日にはほとんど米軍車両の動きはなくなってきた。今日も、ゲートには時々、作業車両が入るだけで、北部訓練場は静まりかえっていた。

 それでも、7月には、ノグチゲラ等の稀少動物の繁殖期も終わり、いよいよ防衛局のヘリパッド工事が再開される。今年、工事が予定されているヘリパッドは、急峻な崖のすぐ上に、1800㎡もの森林を伐採して造成するという計画だ。この1月には、造成中のヘリパッドの一部が崩落し、赤土が40m下の谷まで落ちる事故が発生したばかりだが、今年度に造成予定のヘリパッドは、さらに危険な個所に作られようとしている。しかも、県道のすぐ横で、高江の集落までわずか400mほどの距離しかない。こんなところにオスプレイが飛びまわれば危険極まりない。なんとしても、阻止しなければならない。

 午後は、メインゲート横のテントで、やんばるの山を40年以上も歩いてこられた玉城長正さんの特別講義が行われた。長正さんは、いつも、やんばるの自然を本当に愛おしそうに語られるので引き込まれる。是非、一度、森の中を案内していただきたいものだ。

                (ヤンバルセンニンソウ)

                    (アオノクマタケラン)

 

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