チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

那覇市国民保護訓練への抗議行動が始まった! 明日(18日)の那覇市交渉への結集を! /// 自衛隊・米軍の軍備強化ではなく、「那覇市平和宣言(那覇 --- それは戦争をしない都市)」の再確認を!

2023年01月17日 | 南西諸島軍事強化問題

 今日(1月17日・火)から、「那覇市の国民保護訓練に反対する会」の抗議行動が始まった。午後5時、市役所の退庁時にあわせて、約20名がスタンディングで訓練の中止を訴えた。この抗議行動は21日(土)の訓練当日まで毎日続けられる。

 (訓練の詳細は1月16日のブログ参照)

 そして、明日(18日・水)は、昨日、「反対する会」が那覇市に申し入れた質問・要請に対する説明会が予定されている。午後3時、那覇市役所5階の防災危機管理課に集まってほしい。

          (今日、那覇市役所前でのスタンディング)

 下は、各地の国民保護訓練の写真。ミサイルの破壊力の前に、全く何の意味もない訓練が行われている。これは、恐怖を煽り立て、「戦争が近づいている」、「軍事力強化は当然」という意識を刷り込むことが訓練の目的である。

(2022.9.22 魚津市)

 (2023.1.30 与那国町)

 (2022.10.4 岡山市)

 

 私が明日、那覇市当局に聞いてみようと考えているのは、現在の南西諸島、沖縄の米軍・自衛隊による軍事力強化は、1995年に那覇市が制定した「那覇市平和宣言」と矛盾しているのではないかということだ。

 同様の平和都市宣言等は各地にもあるだろうが、那覇市の平和宣言は、「生きぬき築きあげた都市」として、「那覇---それは戦争をしない都市」、「那覇--それは世界の都市を友とするまち」と繰り返したもので、二度と戦争はしないという思いがあふれた力強いものだ。

 以下、引用する。

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那覇市平和宣言 生きぬき築きあげた都市

那覇--その戦後は
米軍のバリケードで囲まれた焼け野が原から出発した
はじめに103人の市民が生きぬいてもどった
なつかしい壷屋のまちに
多くのいのちを失い
ふるさと那覇も消滅し
悲しみは深かったが
打ちふるう復興の鍬には力があふれ
みんなまなこを
しっかり前へ向け
踏み出した
生活と都市再建への一歩を
それから
心のいしじを固く敷きつめ
平和通りをつくり
国際通りを開け
もうニ度と失うことのない
那覇を築いてきた
ここにくるまでに50年
103人は31万人へとかわった

那覇--それは戦争をしない都市
那覇--それは市民の愛が守るまち
那覇--それは市民が主人公の都市
那覇--それは世界の都市を友とするまち

私たちは いま、ここに
市民の誇りと勇気により蘇った
都市・那覇を世界に宣言する

1995年・沖縄戦終結50年宣言 那覇市

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