(10月1日(月)、野蒿ゲート前での抗議集会)
9月30日(日)、大山、野蒿ゲートの封鎖が解除されてしまったため、10月1日(月)、老人行動隊は、早朝5時半から大山ゲートの入り口付近に集まった。数台の車がノロノロ運転を続けたため、ゲートにつながる市道は大渋滞となり、基地に出勤する米兵らの車が数珠つなぎとなった。
残った人たちは、米兵らの車に向かって、歩道を飛び出し、「帰れ!」、「オスプレイ反対!」と抗議を続けた。そう、今までは沖縄の人たちは優しすぎたのだ。そのため、米兵らは沖縄の居心地がよかったのだろう。しかし、もう状況は変わった。米兵らも、沖縄県民からいかに嫌われているのか、分かり始めただろう。
この日の昼前に、オスプレイ6機が普天間基地に降り立った。これだけの県民あげての反対を、日米両政府は完全に無視してしまったのだ。しかし、県民にあきらめの感情はない。