今日(1月28日・火)は、本部町島ぐるみ会議と沖縄平和市民連絡会の、本部塩川港の問題について沖縄県土建部交渉でした。
塩川港では、辺野古埋立土砂海上搬送のために、県がベルトコンベア設置を許可してきました。しかし、昨年6.28の安和桟橋出口部での死傷事故の後、県は、「事故の原因究明と安全対策を行うまではベルトコンベアを使用しないこと」という許可条件をつけ、使用は停止していました。ところが防衛局は昨年12.17、一方的にベルトコンベア使用を再開したのです。
私たちの申入れで、県も業者に「許可条件についての協議が調うまではベルトコンベア使用を中止すること」と指示しました。
しかし、業者はそのままベルトコンベア使用を続け、県もそれを黙認。12.27には、1月分の新たな許可を出してしまったのです。
今日の交渉でも県土建部は、「安全対策について引き続き協議を続けている。現時点で許可条件は満たされていない」としながらも、「同じ条件で許可をした」というのです。
県土建部は、自らが課した許可条件、使用中止の指示が無視されているにもかかわらず、新たな許可を出し続けているのです。
「辺野古新基地建設事業阻止は県政の柱」といいながら、個々の担当部署ではそれと真逆の行政が行われているのが残念です。
知事を始め、県三役はこうした実態を御存じなのでしょうか?