10月3日(土)、2週間入院していた義母(95歳)がやっと退院した。それでも、足腰が弱り、ほとんどベッドから起き上がれない状態だ。ますます在宅での介護が厳しくなってきたようだ。次の誕生日(11月)にはカジマヤーのお祝いをしようと考えていたが、どうなることか。
昼前に辺野古に向かった。今日は土曜日なので、カヌー27艇、船3隻が出たという。防衛局の作業船のフロート補強作業を皆で阻止し続けたが、かなり乱暴な作業の進め方で大変だったようだ。海上行動終了は午後6時半とのこと、ご苦労さまでした。
また、長く拘留されていた韓国のKさんが、朝の海上行動のミーティングや、ゲート前の座り込み集会に顔を出し、挨拶されたそうだ。ともかく良かった。
東京の市民グループから連絡が入り、10月7日の防衛省への署名提出と交渉に参加することとなった。ちょうど7日午前10時には、埋立承認取消しに向けた「聴聞」が予定されているが、防衛局は出席しないと通知している。その場合、知事はすぐにでも埋立承認の取消しに踏み切る可能性もある。防衛省との交渉は午前11時から予定されているので、あるいは埋立承認取消し直後に防衛省を追求することとなるかもしれない。
なお、下のスケジュールは午前中だけとなっているが、午後にも私が参加する講演会(院内集会)が設定されるようだ。
東京付近の方は是非、おいでください。
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「辺野古を守ろう!」プロジェクト
【署名提出&防衛省交渉(予定)】
10/7 翁長沖縄県知事の辺野古埋め立て承認取り消しを支持
~政府は、対抗措置をとらないで~
FoE Japanは、近日中に行われると見られている翁長知事による辺野古埋め立て承認の取り消しに関して、これを支持し、日本政府に対して、沖縄の民意を受け止め、対抗措置をとらないように求める共同声明への緊急署名を集めています。
この署名を、10月7日に、防衛省に提出します。また、防衛省がなし崩し的にすすめようとしている埋め立て工事について交渉を行います。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
10月7日(水) 場所:参議院議員会館B109
11:00~ 署名提出
11:10~12:00 防衛省交渉
12:00~12:30 記者会見
★万が一、上記の予定が変更になる場合は本サイトに掲示をだします。
署名はこちらから。
>個人賛同フォーム(フォームメーラー) >個人賛同(Change.org)…新設しました
>団体賛同フォーム >紙の署名用紙PDF
署名締め切り:10月7日朝9時
声明の文案は以下のとおりです。PDF版
2015年9月 日
沖縄県の翁長雄志知事が、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設について、公有水面埋立法に基づく辺野古の埋め立て承認を近日中に取り消すものとみられています。
私たちは、この決断を支持し、日本政府はこの承認取り消しに従い、辺野古海上での工事作業を中止するように求めます。
翁長沖縄県知事は、昨年11月、辺野古基地建設反対を公約にかかげ、仲井真氏に10万票もの大差をつけて当選しました。これだけでなく、これまで何度も、選挙で、県議会で、市議会で、市民の行動で、「辺野古基地建設ノー」という沖縄の民意は明らかにされてきました(別紙参照)。
日本政府はこの圧倒的な民意を無視するべきではありません。
また、翁長県知事は、承認取り消しにあたり、きわめて慎重な検討を行ってきました。 翁長県知事の指示により設置された第三者委員会は、法的な検証を行った結果、4つの瑕疵をあげています。すなわち、①「埋め立ての必要性」が立証されていない、②「国土利用上、適切かつ合理的」という要件を満たしていない、すなわち利益が不利益を上回っているということが立証されていない、③環境影響評価がずさんであり環境保全措置が不十分、④「生物多様性おきなわ戦略」「琉球諸島沿岸海岸保全基本計画」などに違背しており、法律に基づく地域の計画に反している――の4点です。
生態系や生物多様性の価値は、人類共有の財産です。地域コミュニティにとっては、その未来を築いていくための礎でもあります。自然のめぐみをどのように使っていくか、開発と保全の調和をどのように保っていくかの意思決定に参加することは、そこにくらす人々の当然の権利ではないでしょうか?
また、日本が批准する生物多様性条約第10回締約国会議で採択された愛知ターゲットにおいても、とりわけさんご礁のような脆弱な生息地や、絶滅危惧種の保全は重要な目標となっています。辺野古・大浦湾は、確認されているだけでも、絶滅危惧種262種を含む5,300種以上の海洋生物の生息地ともなっており、世界に誇る豊かな海です。国際的にみても「保護価値の高い」生態系なのです。
知事の承認取り消しに対し、国は、地方自治法第255条の2に基づき、行政不服審査請求を行う公算が強いとみられています。 しかし、行政不服審査請求は、行政の不当な権力の行使にあたり国民の権利を守るための制度です。国自体が不服申立てを行い、弱い立場にある県を屈服させるのは、法や民主主義の精神にもとるでしょう。
私たちは、辺野古・大浦湾のかけがえのない生物多様性を守るため、また沖縄で示された民意を踏まえ、日本政府に対して、翁長県知事の承認取り消しに従うこと、行政不服審査請求などの対抗措置を取らないこと、および新基地建設に伴う作業の中止を強く求めます。
賛同団体: 77 団体( 2015 年9 月28 日時点)
FoE Japan/美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会/ピースボート/ラムサール・ネットワーク日本/ジュゴン保護キャンペーンセンター/辺野古リレー/ピースニュース/国連生物多様性の 10 年市民ネットワーク/日本基督教団東京教区北支区沖縄委員会/三島自然を守る会/緑のハーモニー調布/こおりやま「楽笑村」/東北アジア情報センター(広島)/基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会 大阪/ピースリンク広島・呉・岩国/平和憲法を守る荒川の会/風下の会 福島/ FB 憲法九条の会/ティナラク織の会「カフティ」/地球救出アクション 97 /オールターナティブズ/そらとも/鎌倉平和学習会/ふろむあーす&カフェオハナ/平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声/八重山・白保の海を守る会/脱原発の日実行委員会/なくそう浜岡原発・天竜の会/辺野古・高江プロジェクト/北限のジュゴンを見守る会/ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン/日伊の架橋ー朋・アミーチ/サスティナブル21/グリーンアクションさいたま/日本熊森協会/靖国参拝違憲「福岡判決」を活かす会/仏教徒非戦の会・福岡/かながわ平和憲法を守る会/時を見つめる会/横浜南部九条の会/「平和への結集」をめざす市民の風/脱原発四万十行動/ぐるぅぷ未来/さかえ市民共同事務所/ジョアン川崎/シニア・ワーカーズコープ仙台/宮崎の自然と未来を守る会/新協建設工業㈱大阪支店/憲法9条ー世界へ未来へ連絡会/「命どぅ宝」あいち/虔十の会/イルカ&クジラ・アクション・ネットワーク/鎌倉・岐れ路の会/徳山ダム建設中止を求める会/9条の会・おおがき/ 1000 人委員会戸塚・栄・泉/平和をつくる大和市民の会/ DAYS JAPAN サポーターズクラブ 名古屋/緑の党グリーンズジャパン京都府本部/緑の党グリーンズジャパン/ KOBE ピース i ネット/秘密保護法を考える川崎市民の会/碧い空の会/バイオダイバーシティ・インフォメーション・ボックス/高木学校/原子力教育を考える会/日本基督教団神奈川教区寿地区センター/大阪安威川の治水を考える流域連絡会/商社九条の会・東京/導水路はいらない!愛知の会/憲法を活かす市民の会・やまぐち/太田川ダム研究会/導水路はいらない!愛知の会/子どもの未来を楽しくする会 飯能/原発いらん!山口ネットワーク/周防灘の自然を守る会/日本山妙法寺/日本キリスト教協議会 平和・核問題委員会
【連絡先】FoE Japan(担当:満田) TEL:03-6907-5983 携帯:090-6142-1807 kanna.mitsuta@nifty.com
<別紙> 沖縄で示された民意と、それを無視して続けられた辺野古基地建設のための作業
1997年12月 名護市における米軍ヘリポート基地建設の是非を問う住民投票、反対等が54% 2010年1月 名護市長選で稲嶺氏が「辺野古の海にも陸にも新しい基地は作らせない」という公約で当選 2010年2月 県議会、国外・県外移設を求める超党派の意見書案を全会一致で可決 2010年11月 沖縄県知事選 仲井真氏が県外移設を公約に掲げ再選 2013年1月 オスプレイ配備に反対する県民大会実行委員会、県内全41市町村長らは、「東京行動」を展開。オスプレイの配備撤回と米軍普天間飛行場の県内移設断念を求める「建白書」を安倍首相に提出 2013年12月 仲井真県知事が公有水面埋め立て申請を承認 2014年1月 名護市長選で稲嶺進氏が再選 2014年8月 沖縄防衛局、海底ボーリング調査を開始。 2014年11月 辺野古基地建設反対をかかげた翁長雄志氏が県知事に当選。現職仲井真氏に10万票もの大差 2014年12月 衆議院選で辺野古反対を掲げる「オール沖縄」が勝利。自民党は小選挙区ですべて敗北。 2015年1月 「臨時制限区域」へフロート設置、岩礁破砕許可範囲外で 2~45t のトンブロックでサンゴ破損。
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☆FoE Japan 「辺野古を守ろう!プロジェクト」では活動を行うため、カンパを募集中です!
郵便振替口:00130-2-68026 口座名:FoE Japan
※必ず、通信欄に、「辺野古」とご明記の上、ご住所、ご連絡先、ご氏名をお忘れなくご記入ください。(領収書や活動報告をお送りいたします)
連絡先:国際環境NGO FoE Japan Tel: 03-6909-5983 メール:info@foejapan.org
※いただいたカンパは、以下の活動にたいせつに使わせていただきます。
・政府交渉・集会の開催 ・国会議員、メディアへの働きかけ ・現地での監視活動の応援 ・国際的な情報発信
※寄付をいただいたみなさまには、活動報告と収支報告をお送りさせていただきます。
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http://www.foejapan.org/aid/henoko/evt_151007.html