8月7日(日)、京都から来たMさんを乗せ高江へ。防衛局は週明けの8日早朝にもN1裏の座り込みテントの強制撤去を行うかも知れないので、今日も午後6時から現地で集会を行い、そのまま泊り込むのだ。
時々、強い雨が吹きつける生憎の天気だったが、大急ぎで設けられたブルーシートの下で集会が始まった。300人ほど集まっているだろうか。今日も赤嶺政賢、福島みずほ、山本太郎さんら国会議員が参加されている。今までになく若い人たちの参加が多いのが嬉しい。私もマイクを回されたので、工事の状況について簡単に説明する。そのまま車中泊。
(仮設テントの中で、高江・住民の会の宜保さんの挨拶)
8日(月)も朝から強い雨が降り続いている。午前6時からテント内で集会。昨夜からの3名の国会議員さんに加え、玉城デニーさんも来られた。弁護士さんらも4名。高江の、しかも県道から裏に入った細い農道の奥に、平日午前6時に300名もの人たちが集まっているのだから驚く。沖縄でもかってない凄まじい闘いが今、続いている。
(福島瑞穂参議院議員も、5日から高江に泊まり込んだままだ)
機動隊も特に変わった動きをしていないという報告が入る。今日はテントの強制撤去はないようなので、午前9時に監視行動は打ち切りとなった。N1裏を出て、メインゲートに向かう。この辺りの県道一帯で、N1ゲートに入る工事車両を阻止する行動が続いている。
大雨の今日も、砕石を積んだ北勝建設のダンプトラックが前後を何台もの警察車両に守られてN1ゲートに入っていく。7月23日から砕石の搬入が続いているから、もうN1ゲートからN1ヘリパッド予定地までの旧林道の約半分ほどが整備されたものと思われる。この砕石搬入を阻止しなければ、まもなく道路整備工事は終わり、ヘリパッド工事が始まってしまう。
メインゲート付近で機動隊に通行を阻止されてしまった。降りて様子を見ると、少し先で大勢の人たちがダンプトラックを止めようと県道に広がって阻止行動を続けている。
今夕も午後6時にN1裏集合、泊まり込みの監視行動が予定されている。そして明日(9日)は午前5時から集会を持ち、座り込みテントの強制撤去に備える。また、県道70号線でも工事車両の進入阻止行動が行われる。
私は、10日に「建白書を実現する中城村村民会議」の総会での講演が予定されているため、そのレジメ、パワーポイント作成のため明日は高江には行けそうにないのが残念だ。