2月6日(月)、今日からコンクリートブロックの投下が始まるかもしれないということで、抗議船5隻、カヌー15艇が海に出た。私は、Mさん、Oさんと「勝丸」を担当。
汀間漁港を出て、しばらく大型ボーリング調査船・「ポセイドン」の様子を監視した後、辺野古弾薬庫の下に向かった。米軍レジャービーチの前には、昨日、コンクリートブロックを積んで入ってきた台船が停泊している。 アンカーを打って、台船の動きを監視する。
午前10時過ぎ、長島の間を抜け、辺野古崎に向かった。冬型の気圧配置で航路入口辺りには大きなうねりが入り込んでいる。辺野古崎では、カヌー隊がフロートの脇で監視を続けていた。
昼食後、平和丸と勝丸にカヌー隊のメンバーを乗せ、再び弾薬庫下に向かった。抗議船やマスコミのチャーター船などが何隻も集まったので、海保もGBを10艇ほど動員、我々の動きを監視している。
報道では、「海の埋立工事着手」(夜のNHKテレビニュース)などと強調されているが、まだ埋立工事など始まっていない。コンクリートブロックを積み替えたり、汚濁防止膜のフロートなどを移動させだだけにすぎない。政府は、「埋立工事着手」と言うことによって、県民の諦めを誘おうとしているのだ。
(大型ボーリング調査船・「ポセイドン」)
ヤニバマでは小型のユンボが出て、作業員らが掘削などを始めていた。これは、名護市教育委員会の文化財の試掘調査のようだ。
今日はゲート前にも大勢の人たちが座り込んだ。午前中、かなりの時間、作業員や工事車両の進入を阻止したという。 海はすさまじい海保の規制でなかなか現場に近づけないが、海上工事の作業員をゲートで止めることができれば、海上の工事は進まない。毎日、少なくとも300人ほどが結集すれば、工事は阻止できる!
(写真はTさん)