(高江、台風襲来のためN1ゲートの座り込みテントも一時撤去)
7月31日(木)、辺野古では台風襲来のため防衛局の浮桟橋も撤去され、しばらくは海上ブイの設置もない。毎日、大浦湾に船を出して監視行動を続けていたが、台風が通過してしまうまで海上行動は小休止だ。今日は、沖縄平和市民連絡会の辺野古・高江便を運転して辺野古経由で高江に向かった。
(シュワブ基地前。下に敷かれているのが、「殺人鉄板」と呼ばれる三角形の突起が並んだ鉄板)
途中、辺野古に寄ったが、強い雨のため、シュワブ基地前の抗議行動も今日はお休み。それでもゲート前では、大勢の警察官やガードマンらが監視を続けていた。高江でも、台風に備えて各所の座り込みテントはもう外されていた。
ここ数日、N1地区のヘリパッド工事にむけた測量作業等のため、作業員が山に出入りしていることが確認されている。彼らの進入口も分かったので、ここ数日、毎日午前6時前からその付近の監視態勢を強化し、作業員の進入を阻止している。
午後、あるテレビ会社の記者やカメラマンたちを「N1ウラ」からヘリパッド工事現場に続く国有林内の旧林道を案内した。途中、リュウキュウヤマガメを見つける。国の天然記念物に指定されている希少種だ。ヘリパッド工事が始まるとこうした生き物たちも追い払われてしまう。
(国の天然記念物 リュウキュウヤマガメ)
雨に濡れて咲くトサカメオトラン。環境省のレッドリストで絶滅危惧1B類に指定されている。花弁が垂れさがって咲くおかしな花だ。