(1月30日、午前6時15分 大山ゲート下)
30日(水)も、早朝5時半に那覇の自宅を出発、午前6時には大山ゲート下に着いた。
基地に入っていく海兵隊員らの車に、「マリーンズ・ゴーホーム」と抗議行動をしていると、丘の上の基地の中から、海兵隊員らが駆け足をしているのか、声をあわせた掛け声が聞こえてきた。藤本監督の映画、「ワンショット・ワンキル」の一場面を思い出す。あのような訓練を受けた海兵員たちが、この基地の中にいるのだ。
この映画の解説には、次のような説明があった。(ブログ・森の映画社より)
「一言で言えば、その教育は、①洗脳と、②肉体の記憶づくりである。命令には、疑問を持たず直ちに従う人格形成と、考えなくても命令どおりに動く肉体作りだ。素手で殴り殺し、銃剣で刺し殺し、ライフルで撃ち殺す。沖縄に送られてくるのは、無意識でも人を殺せる技術を身につけた若者たちなのだ。
沖縄の海兵隊員たちの顔が、それでも、なぜ幼く、屈託なく見えるのか。それは、彼らが、まだ人を殺していないからだ。戦場は、沖縄の先にある。
人を殺したら、元の自分には戻れない。
Marines Go Home.(海兵隊はアメリカへ帰れ)、一日も早く。」
確かにそうだ、我々が見る海兵隊員は、皆、幼く、あきれるほど屈託がない。「人を殺す前に、アメリカに帰れ!」だ。
北部演習場に入る海兵隊員たち(2012.12.4)
大山ゲート下の道路を走る米兵(2013.1.29 午前6時)