チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

カヌー部隊、辺野古崎の海保の阻止線を突破、抗議行動を続ける

2014年08月20日 | 沖縄日記・辺野古

 8月20日(水)、今日も朝5時半に那覇を出発、辺野古に向かった。

 午前7時半、第2平和丸で汀間漁港を出発。1日中、カヌー部隊のサポートに従事した。今日は、カヌー部隊が奮闘、今まで海保に阻止されていた辺野古崎と長島の間を突破し、ボーリング調査の現場近くまで行って抗議行動を続けた。

 汀間漁港を出て浮桟橋近くの状況を確認、平和丸とともに長島と辺野古崎の間の海峡を目指す。海保のゴムボートが数隻やってきて、「そこは通れません。長島の外を回ってください。」とわめき続ける。海保が平和丸に集中している隙をぬい、エンジンを全開にして海峡に入った。すぐに海保のゴムボートがやってきたが、なんとか海峡突破に成功。1隻に突破されたので海保もあきらめたのか、平和丸も海峡を通過してきた。ここ数日、海保の妨害により全く通過できなかった海峡だが、やっと通過できた。

 平和丸に曳航されて10隻のカヌー部隊が平島に向った。これとは別に7隻のカヌーが、辺野古の浜からフロートに沿って辺野古崎に着いた。

 すぐ後ろは、辺野古崎の小型スパッド台船。海保のボートが必死に阻止線をはる。

 午後、平島を出たカヌー部隊は、海保のゴムボートの妨害にも屈せず、長島と辺野古崎の間を突破、大浦湾に入った。

 平和丸、第2平和丸も、午前中に続いて再度、長島と辺野古崎の間を突破した。昨日までは、海保が絶対に通過させなかったところだ。

 カヌー部隊は浮桟橋の手前まで行って引き返す。しかし、帰途は、海保が長島と辺野古崎の間に阻止線をはり、どうしても通過させない。何の法的根拠もない。「工事現場に近いので危険です。」というだけだ。午前、午後とこの海峡を通過されてしまったので、海保ももう意地になっているのだろう。前進、後進を繰り返しながら突破を図るが、海保のゴムボートが前途を防ぐ。それでも、海保が我々に集中している間に、数隻のカヌーがこの海峡を突破した。

          (阻止線をはり、前途をふさぐ海上保安庁のゴムボート)

 遅れた1隻のカヌーがとうとう海保のゴムボートに拿捕されてしまった。すぐに船を回して様子を見に行く。10分ほど拘束されたが、結局、解放されたのでほっとした。

  辺野古崎の小型スパッド台船

 浮桟橋近くの小型スパッド台船

 米軍用ビーチの北の浜で行われているボーリング調査。先日のブログにも書いたが、ボーリング調査は埋立の護岸部の地盤の支持力を調査するために行うものだ、こんな陸上部でボーリング調査をしても何の意味もない。全くのポーズとしか言いようがない。

 シュワブの浜では、米軍の水陸両用戦車が浜を疾走していた。 

 

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