6月6日(火)、早朝から辺野古へ。Nさんと「勝丸」に乗る予定で汀間漁港に行ったが、波風が強く、カヌーにはとても無理だ。船長たちで話し合い、海上行動の中止を決める。
ゲート前の座り込みに向かう。今日も逮捕者が出たようで、メインゲート前での抗議行動が始まっていた。女性が工事車両の前に出たというだけで道交法違反で逮捕されたという。 2日に機動隊の暴力で頭蓋骨骨折、脳挫傷という重傷を負った女性もまだ入院中だ。機動隊の暴力と不当逮捕、この間の強圧的な弾圧は目にあまる。
しばらくメインゲートで抗議を続けた後、工事用ゲートに戻って集会を続けた。ところが、昼頃、機動隊が出てきて強制排除が始まった。
生コンのミキサー車に続いて砕石や捨石を積んだダンプトラックが次々と入っていく。工事車両が入った後も、機動隊はそのまま規制を続け、ゲートは開いたままだ。全ての車両が出ていくまで長時間の規制が続いた。カンカン照りの炎天下、皆、機動隊車両の間に閉じ込められたままで、このままでは熱射病で倒れる人が出るのは必至だ。
私は午後、防衛局に行くので辺野古を離れたが、結局、この日は3回の搬入で100台以上の工事車両が入ったようだ。
今日もダンプトラックの観察を続けたが、やはりまだ道路運送車両法やダンプ規制法違反の車両が使われている。積載オーバーが疑われる車両もいくつかあった。警察は、これらの違法車両を規制しなければならないのに、今日も黙認し続けている。そして、市民がこうした違法車両の前に立ったというだけで現行犯逮捕しているのだ。許されない。
今日入った違法ダンプの実態については明日、まとめることとする。