(比叡山・横川中堂の梅里雪山遭難慰霊碑)
明日から京都も梅雨に入るそうだが、今日は、見事な晴天。大急ぎで早朝のバスで大原に向かう。3月には、中国・雲南省の梅里雪山を訪れたが、帰国したら、できるだけ早く、比叡山の遭難慰霊碑にも行きたいと思っていた。行くとすれば、今日しかないと思ったのだ。
大原の野村別れでバスを降り、仰木峠に向かう。田植えが終わったばかりの棚田が広がる。向こうには、学生時代、毎週のように岩登りに通った金毘羅山。
この道は、大原と近江の仰木をむすぶ古道。あちこちにお地蔵さまが祭られている。1時間ほどで、峠(559m)に着いた。
(仰木峠(559m)
峠から40分ほど急な道を下ると比叡山・横川中堂に着く。西国33ケ所観音石仏をたどると、25番・清水寺のお地蔵さまの後ろに、慰霊碑があった。碑の前の広場には杉苔が青々と茂り、気持ちがいい。
(碑の裏面には、遭難した17人の名前が刻まれている。)
帰途は、横高山(765m)から水井山(794m)を縦走。この2つの山は、三条大橋の辺りから、比叡山の北の稜線に、ポコ、ポコとそびえて見えるので、学生時代は、おっぱい山と呼んでいた。
稜線の西側には雑木林が広がり、いろんな花が満開だった。
(ミツバツツジ)
(これは、ミズキかな?)