チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

昨日(9月12日)、県庁前広場に200名を超える人たちが知事激励に集まった! --- 辺野古・最高裁判決後の県の対応について、土木建築部長と面談

2023年09月13日 | 沖縄日記・辺野古

 昨日(9月12日・火)、昼過ぎから県庁前広場で、デニー知事を「辺野古・最高裁判決に屈せず、頑張ろう!」と激励する集会が開かれた。うるま市島ぐるみ会議からの急な呼びかけだったが、200名を超える人たちが集まった。

 冒頭、私が、今までの経過や、11日に15団体連名で知事に提出した要請・激励書の内容を説明。桜井国俊さん、具志堅隆松さん、照屋寛之さん、高良鉄美参議院議員らの訴えが続いた。知事には、「司法の最終判断が出たのだから、設計変更申請を承認せよ」という圧力が強まっていると思われるが、辺野古新基地建設反対は県民の総意であり、しかも今回の最高裁判決には執行力がないのだから、設計変更申請を承認せずに頑張ってほしいのだ。

 午後1時15分から代表10名が、要請・激励書の内容について県と面談。県からは、所管の前川土木建築部長、川上海岸防災課長、同副参事、辺野古新基地建設問題対策課副参事ら5名が出席した。

 冒頭、今回の要請・激励書の趣旨を説明した。私たちの要請事項は次の2点である。

①設計変更申請を承認しないこと。

②再度の設計変更申請不承認、埋立承認の再撤回の事由を検討するために、2015年、翁長知事が埋立承認を取消した際のように、有識者による第3者委員会を設置すること。

 しかし、土木建築部長は、「9月4日の最高裁判決の際の知事コメント以上のことは言えません。判決を受けて、県がどういう対応をとるか、検討している段階です」と答えるだけだった。

 私たちは、「検討中というが、設計変更申請を承認するということも含めて検討しているのか? 県民を安心させるためにも、少なくとも『承認』という選択はないと言ってほしい」と訴えたが、部長は同じ説明を繰り返すだけった。

 次回は三役との面談を要請して、今日の土建部長との面談を終えた。具体的な回答は得られなかったが、この間の一連の行動で、知事には県民の声が届いたに違いない。

 知事は毅然とした対応を取られるものと確信している。

 

(前川土木建築部長らとの面談。10名の参加者全員がそれぞれの思いを述べた。)

(県庁前広場での集会。具志堅さんが、「知事、頑張ってください!」と声をあげる。)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 9月11日、辺野古・最高裁... | トップ | 防衛局、まだ、設計変更申請... »
最新の画像もっと見る

沖縄日記・辺野古」カテゴリの最新記事