10月27日(水)は辺野古へ。ゲート前の2回目の座込みに参加した。
水曜日は平和市民連絡会の担当なので、歌が次々と続いて賑やかだ。選挙直前なので参加者は20人程度だったが、来週以降は大勢の人たちが集まることを期待したい。
午後は、本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題について、本部町島ぐるみ会議の沖縄県北部土木事務所交渉に参加した。多くの問題について追及したが、ここでは1点だけ説明しておきたい(質問書全文は26日のブログ参照)。
このベルトコンベアは1ケ月毎に許可されているのだが、9月24日に使われた後、今日までの33日間でたった1日しか稼働していない。北部土木事務所は、「業者に確認したところ、台風や天候不良のためということだった」というが、この間でも、従来の積込み方式や他のバースでの海上搬送は行われている。ベルトコンベアによる積込みだけが、天候不良のためにできなかったというのは通用しない。
1ケ月以上もベルトコンベア使用していないのに、3000㎡以上もの広い港湾施設が特定の業者によって、フェンスや大型土嚢で囲われ排他的に占有されているのだ。これは公共施設の管理としては許されない。
2018年6月以前は、本部町が荷捌地使用許可を出してベルトコンベアが設置されていた。ところが2018年7月以降、沖縄県が港湾施設用地使用許可を出すようになった。しかし、この突然の方針変更について、県と本部町の協議文書はない。その時々の担当者の恣意的な判断だけで、行政が進められているのだ。
そしてこの変更によって、港湾使用料が年間840万円も安くなった。業者にすれば、ベルトコンベアを使用しなくても、港湾施設用地使用許可を得ている限り、港湾使用料がこんなに減額される。
北部土木事務所長は以前から、「私もこの差額は大きいと思います。港湾課と確認し、検討を行っているところです。条例や規則の解釈に関わることですから、時間がかかっています」と言い続けてきた。
それなら、「検討」結果が出るまで、新たな許可を出すのは認められないはずである。
(10月27日の北部土木事務所交渉)