7月19日(木)午後、市民10名が、沖縄県謝花副知事と辺野古の埋立承認「撤回」の問題について面談した。報道関係者はもちろん、県の職員も入れない、副知事と市民らだけの話し合いだった。
副知事は次のように述べた。
・「17日に県が防衛局に出した文書は、工事の即時停止を求めたもので、『撤回』に向けての最後通告だ。」
・「8月17日の土砂投入は、間違いなく『環境への看過できない事態』だ。その前には『撤回』をする。8月17日には間に合うようにする。」
・「『撤回』の表明と聴聞に向けた手続の開始の日については、知事の権限なので私が言うことはできないが、7月中には行なう。7月を超えることはない。」
(副知事との面談を終え、マスコミの取材に応じる市民ら)
県三役が、埋立承認「撤回」の時期について、「7月中に聴聞の手続に入り、8月17日の土砂投入までに『撤回』する」と明言したのはこれが初めてである。それを、市民らとの話し合いの場で明かにしたことについては評価できる。
今日、辺野古崎近くの②-1工区の外周護岸が繋がり、海が仕切られてしまったという連絡が入った。知事は承認「撤回」に踏み切る。辺野古はいよいよ重大な局面に入っていく。