(北部訓練場に現れた攻撃用ヘリ・シーコブラ)
11月26日(火)、沖縄平和市民連絡会の高江便を運転、午前9時前にN4ゲートに着いた。もうN4ゲート内では重機の音が聞こえる。早朝からヘリパッド工事が始まっているようだ。
しばらくしてメインゲートにまわり、監視行動に参加した。時々、米軍ヘリがやってくる。イラク戦争等でも使われた攻撃用ヘリ・AH1(シーコブラ)だ。CH46やCH53、そしてオスプレイなどは輸送機なので大きいが、攻撃用ヘリはスピードが必要とされるため細身の機体だ。何回も我々の上空を旋回し続けた。
昨年出された米軍の環境レビューでは、N4のヘリパッドにはMV22(オスプレイ)が年間1260回離発着するとされているが、北部訓練場に来るのはオスプレイだけではない。このシーコプラや8月にキャンプハンセンに墜落したHH60ヘリなども頻繁に飛来するのだ。
メインゲート前での監視行動。なんとここで大阪の古い友人に会って驚く。高江には9月に一度来たというが、すっかり気にいって、今後、名護に暫定的な拠点を作ってこれから長期に関わり続けたいという。大歓迎だ。
(基地の監視行動も、特定秘密保護法で違法とされるのか?)
今日、衆議院で特定秘密保護法案が強行採決されてしまった。米軍基地に囲まれた沖縄では、特にこの法案の影響は大きい。高江でも、ゲート前に停めた車の上から基地の中で進められている工事の様子を監視し続けているが、これらの行為が違法とされてしまう恐れが強い。また、防衛局は、住民にオスプレイ配備や工事内容を説明してこなかったため、我々は、防衛局に対して公文書公開請求などで、なんとかその内容を知ることができたのだが、今後、こうした公開請求自体が法律違反とされかねない。