チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

大浦湾に汚濁防止用のフロートが引き出された! N2護岸の工事がまもなく始まる。県は何故、沈黙しているのか? 毅然とした行政指導で工事中止を命じるべき!

2021年08月25日 | 沖縄日記・辺野古

 今日(8月25日・水)は、午前10時から名護市情報公開審査会で意見陳述、午後4時からは本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題について北部土木事務所交渉を行った。

 これらの詳細は後日、説明するが、午後、瀬嵩の丘から大浦湾の様子を確認したのでその報告をしておきたい。

 防衛局は、I地区(830群体)のサンゴ移植が終ったということで、27日からN2護岸の工事に着手すると報道されている。このN2護岸の工事は、本来の中仕切護岸としての造成ではなく、土砂の陸揚げ護岸にするためのものだ。現在、土砂の陸揚げ護岸はK9護岸、K8護岸の2ケ所しかなく、防衛局は辺野古側の埋立がなかなか進まないことに焦っている。

(瀬嵩の丘からの大浦湾。今日も合計15艇ほどの作業船が停泊していたが、防衛局の設計変更承認申請では最大時で110艇もの作業船が大浦湾に集中するという。こんなことは不可能なことは明らかだ。)

 N2護岸予定地付近にはすでに大量の捨石が積まれている。そして海にはすでに汚濁防止用のフロートが引き出されている。まもなく、海に捨石の投下が始まる。

 まもなくN2護岸工事が始まるというのに、沖縄県が沈黙を続けていることは理解できない。知事が設計変更申請を不承認とすれば、大浦湾の埋立工事はできなくなるのだから、N2護岸の工事に着手することは許されないのだ。県は早急に、N2護岸工に着手してはならないと、防衛局に対して毅然とした行政指導をしなければならない。

 さらに、設計変更申請書では、N2護岸の構造そのものも変わっている。当初計画では幅員8mだったが、変更計画ではダンプトラックが離合できるように幅員15mに変更されている。防衛局は、N2護岸は当初申請で承認された工事だとして強行しようとしているが、N2護岸も変更されている以上、知事が設計変更を承認するまでは工事に着手できないのだ。

 沖縄県は何故、沈黙を続けているのか?

 

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