なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

ハミ

2016年09月21日 | 仕事
をやめろ、という活動をしてるんですよ、ここ数年。ああ、ハミってのは馬の口に噛ませるやつ。こういうの。これは、ハミを嫌がる馬に無理やりハミをくわえさせるためにやる処置を解説してるんですけどね。残忍でしょう?
 でね、ハミを使わなくても別に問題ない、ハミなし頭絡ってのを販売する仕事をしているんだけど。

 この件に関しては、既に科学的にハミなんぞない方が馬はコントロールしやすいし、安全なんですよ、という結果が論文に出てる。自分も去年学会で報告させてもらってるんですけどね。

 さて、今回キャロットステークスなる大会が馬事公苑であって。そこでブースでも出して販売しようかな、と思ったんですよ。

 で、協賛に必要なお金も振り込んで、広告もなんとか作成して、そしたら、今日になってこんな文章が来た。要するに、出店しないでほしい、ということ。

 規則ですか。規則がどうこうだから駄目、っての、中学時代、校則がどうこうだからダメだ以来の言われようなんですけど。あー思い出しちゃったよ、むっかつく。当時の教師ども、あんたたちの年金を払ってやってるかと思うと、心底むかむかするわ。

 規則なんざ、変えりゃいいじゃないですか。

 そんな事、考えもしないわけね。

ちなみに、人間がハミで馬にやってること、の例。リオデジャネイロオリンピック馬場馬術部門でこんな光景が当たり前でした。あれは、馬の虐待博覧会だったんですよ。

Rollkur - the best riders in the world???


コメント
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