なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

耳かき

2016年09月25日 | 
について。色々試したり考えたり、というのもしょっちゅう耳鼻科のお世話になるから。
 なにかというと、鼓膜近くに耳垢が転がり込む、のがはっきり分かる、のがつくづく鬱陶しい。これも、特段前触れなし、だから不快さが増す。一回そうなった日にゃ、もう、耳鼻科で吸引してもらわない限り取り出せないんですよ。

 なんでそうなるのか、の理由は、耳垢の性質なんでしょうね、多分。高校の理科かなんかで習った、おかしな「遺伝」の話。耳垢にはカサカサタイプとじくじくタイプがあるんですよ、それは遺伝するんですよ、ってこの話は、メンデルのえんどう豆よりかひょっとすると正確かも。メンデルさんのえんどう豆の実験は、どうもそのデータが半分捏造に近いものだったんじゃないか、という巷のうわさがあって。データが正確すぎるって。どうやら、メンデルさんの実験を手伝わされてた下男の人が、メンデルさんに怒られないように、比率を調節してえんどう豆を拾ってたんじゃないかって。うーむ、昔から、論文は捏造と紙一重のところがあった、ってことか。

 まあとにかく、自分の耳垢はものすごーくカサカサのタイプらしい。だからコロッと剥がれて、そのまま奥に転がり込んじゃいやすい、らしいのね。吸引ったって、鼓膜に転がってるのは、実際にはすごーく小さいものらしくて、取り切れないこともあって、困ったなあ、と。耳鼻科の先生からは「綿棒の使い過ぎじゃないか」なんて、やってもない事を言われる始末でね。綿棒なんか持ってませんよ。

 対策ったって、結局耳かきをどうにかするしかないんだろう、過去に色々ありましたよね。一番アヤシかったのは、耳の穴に紙みたいな奴を突っ込んで燃やすと耳垢がごそっと取れるのだ、という「オトサン」というブツ。耳鼻科で大ヒンシュクを買ったらしい。調べてみたら、国民生活センターで注意喚起に至ってた、のか・・・・。手を出さなくてよかった~~。

 最近も色々デザインがありますよね。大きく分けると昔ながらの「掻き出す」式と、「らせんに引っ掛ける」式という感じか。
掻き出す式は 
 みたいな竹製がオーソドックスだし、結局一番使い勝手がいい。
らせんに引っ掛ける式は
 とか とかね。でもねえ、これは多分「じくじくタイプ」向けなのでは?自分の場合は、使うと耳垢が耳の中で分解しちゃって、結局いいことないんですよ。

 最近出てきたのが、要するに雑な吸引タイプ。 どうなんだか?半信半疑で使ってみたんですが。これ、意外といいかも。完全にカサカサタイプ向けではあると思うけど。
 
コメント
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