



思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問になった。...「垣内君って、どうして文芸部なの?」「文学が好きだからです」「まさか」!...清く正しくまっすぐな青春を送ってきた“私”には、思いがけないことばかり。不思議な出会いから、傷ついた心を回復していく再生の物語。「Google ブック検索」より

不倫相手はずるいし卑怯、主人公は残酷で不道徳・・・でもなかなか切れなかった。初めから不倫などしなければいい事!
「文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものを見れるんだ。見ず知らずの女の人に恋することだってできる。自分の中のものを切り出してくることだってできる。とにかくそこにいながらにして、たいていのことができてしまう。」・・・垣内君のことば
そっか・・・
また、瀬尾まいこさんを読みました。いいですね。
本の中の人 垣内君推薦の 夏目漱石 「夢十夜」 を読んでみました。ただ読んだだけです。
こういう作家の本は学生時代 教科書や読書感想文の宿題やら何やらで読んでいたもので、すすんで読んだことは皆無に等しいのです。
たぶん若いその頃は本を読んでいるより楽しいことがたくさんあったのでしょう。本なんか読んでいる時間がもったいないとか言って、外へ外へ・・・おしゃべりも楽しかったのでしょう。
でも若いから本をたくさん読んだほうがいいでしょう!と、半世紀生きてきてちょっとだけ後悔しています。が、なんたって本読む時間がなかったんだから仕方ないじゃない!と言い訳も忘れずに・・・

いまはたっぷり時間があるから読んでみたいっ!と思って読むのです。だから案外ス~ッと入っていくのです。抜けるのも早いですが、留まることもしているようです。って他人ごとみたいですが、よくわかりませんのでそういうことにしておきます。

この国の国会議員って 誰のために政治をやっているのか甚だ疑問です。




