



いずれ迎える別離。それでも一緒にいたかった。廃墟となった遊園地、ここは秘密の動物霊園。奇妙な名前の丘にいわくつきのペットが眠る。弔いのためには、依頼者は墓守の青年と交渉し、一番大切なものを差し出さなければならない。ゴールデンレトリーバー、天才インコ、そして…。彼らの“物語”から、青年が解き明かす真実とは。人と動物のあらゆる絆を描いた、連作ミステリー。
カマラとアマラの丘 ゴールデンレトリーバー
ブクウスとツォノクワの丘 ビッグフット
シレネッタの丘 天才インコ
ヴァルキューリの丘 黒い未亡人とクマネズミ
星々の審判
ミステリーって書いてあったから・・・ただのミステリーと思うなかれ・・・ファンタジーそしてホラー?
全部のお話に迷った。
不思議の世界に迷いに迷いながらもどっぷりつかって楽しめた。
表題の「カマラとアマラの丘」がとてもよかった。
はぃ?何ですか?セラピストは・・・そうでしたか?なんだ勘違いしていましたわ。
消えかかる えっ? お花がきれいだったからね・・・ちょっとそのあたりをどうぞもう少し詳しく・・・なんて事を思いながら読んでいたから、ワクワクとはちょっと違うかもしれないけれど、もっとお話聞かせてください。・・・やっぱりワクワクだ!
文庫になったら後ろの解説を立ち読みしちゃおうっ! ・・・どんな解説が書かれるのだろう?
