



世の片隅で小鳥のさえずりにじっと耳を澄ます兄弟の一生。図書館司書との淡い恋、鈴虫を小箱に入れて歩く老人、文鳥の耳飾りの少女との出会い…やさしく切ない、著者の会心作。

時には少々うるさくなるけれど、やさしく静かであたたかな時間が流れています。そしてちょっと切なく美しいお話
子供の頃から兄弟で聞いていた小鳥の声・・・ポーポー語を話す兄は特別。母は医者に連れて行くけれど母にもわからない言葉は、のちに小鳥のおじさんとなる弟にだけわかる。
ずっとふたりでことりをみていたけれど母がなくなり、大学教授の父もなぜか海で・・・父がなくなってからバラ庭園のある洋館の通いの管理人となり23年続く兄と二人暮らしがはじまる。
二人の生活で大切な事は、「昨日と同じ一日を過ごすこと」
鳥の事はまったくわからないけれど、鳥って、そういう時に、そういう鳴き方をするのですね。

この亡くなり方は私にとっては理想的。いいお話が読めてとてもよかった。























案内には「コートヤード サンクトペテルブルグ センター プーシ」と書いてあったけれど 「コートヤード マリオット」と言うみたい。 ホテルは1~2日目よりちょっとだけ豪華なホテルに2連泊
立地は・・・なんでここに マリオット?
ガイドさんが治安のいい所は小さい犬を飼っていて、治安の悪い所は大きな犬を飼っているから、”街を歩くときの参考に”と言っていたけれど、2泊目の夜にお食事終えてあちこち見ながら歩いて帰った時・・・
希望者はスリに気をつけて自由にってことで、お散歩する人はバスには乗らずに徒歩でホテルまで帰ったのです。まっすぐ帰れば2~30分かかるかどうか・・・
あちこちより道をしてお散歩したのだけれど・・・暗くなるから早くしようよっ!って言っているのに、まだ大丈夫と!(この人はいつでもそうなのです。だから毎度道端で大喧嘩をする。)
白夜の名残もある時間、案の定真っ暗になってしまい多少道に迷ったら、お散歩に連れている犬がどでかい。しかも口に輪っかをはめられている。

ビンを持った酔っ払いや、ちょっと変な人もいて・・・ホテルはマリオットだよね?すごいところにあるじゃない?
もっとも、観光客はバスで連れてこられてバスで去っていくから場所なんかどうでもいいんだ。
朝のお散歩時はちっともわからなかった。夜歩いて初めてわかった。

ガイドさんは地域密着話を聞かせてくださるから、政治の事は んーーー!だったけれど、とても面白かった。
添乗員さんはロシアはご自分の好きなところ片手に入る。と言っていたけれど、ツアー中ずっと一緒のガイドさんが毎日ついているし、行く先々でその地の美しいガイドさんもつくから のんびりして楽ちんそうにみえた。
たまたまアクシデントがなく、文句たれ客もいなかったら本領発揮ができなかったのかもしれないけれど・・・ほとんどのお仕事はロシア人のガイドさんがやっていたから・・・

そんなこんなで”添乗員の本音話”なんかしちゃってた。と~っても参考になりました。な~るほどね、そういうことでしたか・・・

