本・原田ひ香 「ラジオ・ガガガ」

2017-09-15 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
ラジオ・ガガガ

 内容紹介
喜びも哀しみも、いつもラジオが傍にいてくれた。
夢破れ、逃げる旅路の果てで聴いた【オードリーのオールナイトニッポン】。
ケアハウスで暮らすラジオ歴35年の老女は、今夜も【深夜の馬鹿力】に胸をときめかす――など、
実在する人気ラジオ番組に耳を傾ける人々の姿を描く連作5篇。


三匹の子豚たち 
アブラヤシのプランテーションで 
リトルプリンセス二号 
昔の相方 
We areシンセキ! 
音にならないラジオ


               

 読書備忘録 

深夜放送は懐かしい。聞いていないけれど、いずれひとりになったとしたら聞くんだろうなぁ~・・・

たまに大きな駅のスタジオ前で若者が集まっているのを見ると、むかしむかし四谷の文化放送によく行っていたわとか、有楽町のニッポン放送で出待ちしていたことを思い出す。

今は午前中のFMと車の中でしか聞かなくなったラジオ

ふむふむと読んだ。

三匹の子豚たち
三人の息子がいる老人施設に入ったおばあちゃんのお話
息子は優しいのよね。いつも一緒とか一緒にお出かけとかはしなくても、何かあるとすっ飛んでくるやさしさ。それだけで私は十分。
このおばあさんは娘をね・・・

アブラヤシのプランテーションで 
いやいや、やめたまえ!怪しいではないか・・・
ほらほら、やっぱり・・・迷っていないでさっさと日本に帰りなさい。いいお友達がいるんだから大丈夫!と母の気持ちではらはら読んだ。

昔の相方 
まぁびっくり!そんなことまで言われてのこのこ行くことはない!
夫婦っていいわね・・・

そういえば、中学のころ深夜放送聞きながら寝ちゃったとき、キャーキャー悲鳴が聞こえて、あら大変タイガースが来ている、行かなくちゃ!と起きたら窓がオレンジ色に染まっていてその窓を開けたら通りを挟んだ二軒奥の家がメラメラと燃えていた。
母が、ほら見てないで窓閉めて逃げなさい!って来たけれど怖くて動けなかったってことがあって、何年かして何かの時に空襲を経験した人はすごいな!って思ったのを思い出した。

★★★☆☆

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