ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・吉田篤弘 「月とコーヒー」

2019-05-18 06:05:23 | 図書館本 読書備忘録 

 内容紹介

人気作家が腕によりをかけて紡いだ、 24篇の「とっておきのお話」。
生きていくためには 必要ではないかもしれない。 でも、日常を繰り返していくためには はならないものたち。
喫茶店〈ゴーゴリ〉の甘くないケーキ。 世界の果てのコインランドリーに通うトカゲ男。 映写技師にサンドイッチを届ける夜の配達人。 トランプから抜け出してきたジョーカー。 赤い林檎に囲まれて青いインクをつくる青年。 三人の年老いた泥棒。空から落ちてきた天使。 終わりの風景が見える眼鏡──。
全作品、原稿用紙10枚程度。 寝る前の5分間、この本をめくってみてください。 必ずお気に入りの1篇が見つかるはずです。


               

 読書備忘録 

「青いインク」 山崎が働くインク工場に万年筆売場で働く戸島が訪ねてくる。よく辿り着きましたね。と褒めてあげた。しばらく短編を読んでいたらって、これ短編集なのだけれどね。今度は「青いインクの話のつづき」が出て来た。そ!深呼吸は大切なのです。と読んでいたら、お母さんから届いた赤い林檎のお荷物に入っていたお手紙がやっぱりボールペンだった。あーあー!またボールペンだ!が、違った。それは山崎の青インクの万年筆で書かれたボールペン字とは全然違う字だった。そしておしまいの「ヒイラギの青空」で、あらぁー・・・!

何事もいつか必ず終わりが来る。だから毎日大切な人と大切な時間を過ごさないと・・・

いろいろあったって、深呼吸してコーヒーを飲む。そして月を眺めて・・・長い夜が終われば朝になるからね。そしたら美味しいものを食べるの。

あ!いいじゃん!

三人の年老いた泥棒が 「美術館に展示されている絵の中から、夜空にまたたいている星だけを盗みとる」 えー!コーヒー飲んだよ。あ!星も・・・おー!すごいっ!その瞬間を見てみたかったわ。

やっぱり夜・・・

どれも素敵なお話

 

私が残ってしまったとしたら、こういう本をたくさん読もう。

一人になったら寂しくて仕方ないと思うけれど、月にむかって寂しくないもん!と声に出して・・・それから、深呼吸してみよう。そして、好きなものを食べて、がむしゃらに生きて、静かに自分の終わりが来るのを明るく待つことにしよう。

3年たってもまだ寂しいって涙ぐんだ奥さん。本当に穴ってぽっかりあくのよ!って言っていたっけ。そういえば、失恋したときもぽっかりしますよね。大きさ違うのかな・・・

★★★★★


 


ペックのピッコロサンド ♪

2019-05-18 05:52:31 | パン・お菓子・お食事 ♪

ピッコロサンドは美味しいから好きだけれどツナと書いてあったから、あら、お初と買ってみた。

はまった。

次行ったときにもあるといいのだけれど・・・