作品紹介・あらすじ
その昔ながらの喫茶店にはなぜか不思議な事件と個性的な人々が引き寄せられる。
看板メニューはおじいちゃんの「特製ミルクセーキ」おばあちゃんの「魔法のナポリタン」!
店主の孫の「ぼく」が見た、どこかとぼけて愛らしい温かな日々と少しの謎。
『しずかな日々』『るり姉』の著者が描く喫茶店ミステリー!
創業50年(おおよそ)の喫茶店「純喫茶パオーン」。
トレイを持つ手がいつも小刻みに震えているのに、グラスにたっぷり、表面張力ギリギリで運ぶ「おじいちゃんの特製ミルクセーキ」と、
どんなにお腹がいっぱいでも食べたくなっちゃう「おばあちゃんの魔法のナポリタン」が看板メニューだ。
その店主の孫である「ぼく」が小学5年・中学1年・大学1年の頃にそれぞれ出会う不思議な事件と、人生のちょっとした真実。
心地の好さに、きっとあなたも通いたくなる。
読書備忘録
ライヤーミラー・・・きらりと光る手鏡。あらら!
あまのじゃくだな、のっぺらぼう・・・ひとりだけ私立にね!だと思った。
パオーンは永遠に・・・よっ!お父さんっ!怖がりなのに大丈夫?
子供たちのお話だけど、楽しめた。
実家の近所にも二軒あった純喫茶、今は0・・・同級生との待ち合わせに駅前のお店を使っていたけれど、なくなっちゃった。休日なんか近所のおじさんがずっと新聞読んでいたっけ・・・家にいても邪魔にされるからだ!って言っていたっけ・・・
読み終わった日にナポリタンを作りました。